■ 電球形蛍光灯 技術資料

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■電球形蛍光ランプの特長・構造


一般の白熱電球の特長である小形・片口金構造を備えながら、蛍光ランプの特長である高いランプ効率※1を備えていますので、電気代が白熱電球の約1/4〜1/5※2と経済的です。
蛍光ランプの特長である長寿命設計ですので、寿命が白熱電球の約3〜8倍※2と長く、取り替える手間が軽減できます。
今まで一般の白熱電球がついていた器具に、そのまま取り付けて使用できます。
発熱は白熱電球の約1/4〜1/5ですから、冷房負荷が軽減できます。
「電球色」、「昼白色」、「昼光色」の3光色をそろえておりますので、雰囲気、用途などに合わせて選べます。

※1ランプ効率=ランプの全光束を消費電力で割った数値  ※2当社ホワイトランプ、ホワイトボール比

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■電球形蛍光ランプの構造


電球形蛍光ランプは、コンパクトに屈曲した発光管と点灯回路を一体化し、電球と同じ口金(E26またはE17)をつけた蛍光ランプです。「ネオボールZ」では、カバー内に点灯回路を内蔵、発光管内に主アマルガムと補助アマルガムが封入されています。
白熱電球と同じような外観を持つグローブ付(A形、G形)と、小形器具に装着するのに適したグローブなし(D形)のものがあります。
点灯回路にはインバータを採用し、高効率でかつコンパクト化と軽量化を図っています。



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■電球形蛍光ランプの発光原理


蛍光ランプと同様に放電により水銀から紫外線を発生させ、蛍光物質が紫外線を受けて発光します。
「ネオボールZ」では常温で最大の明るさを得るために、アマルガム(水銀合金)による水銀蒸気圧のコントロールを行っています。

■点灯後すぐに明るい「ネオボールZ」


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■電球形蛍光ランプ技術解説


点灯開始時の光束立ち上がりが早くなりました。
「ネオボールZ」電球60ワットタイプA形は、点灯直後の明るさが当社従来品(EFA12)と比べ大幅に光束立ち上がり特性を改善しています。
この改善は、他の品種にも順次展開中です。 また、使用材料の改良により、この特性を製品寿命まで長期間維持します。
すぐに明るくしたい場所にも白熱電球から置き換えて、省エネ、節電できるようになりました。


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■電球形蛍光ランプの諸特性


●電源電圧特性
電源電圧が変化すると、寿命や明るさが変化します。下図の推奨使用範囲内でご使用ください。



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●周囲温度特性

蛍光ランプの明るさは管内の水銀蒸気圧に左右されます。この水銀蒸気圧は周囲温度によって変化し、約20〜25℃で明るさが最大になります。
点灯中に器具内温度(ランプの周辺温度)が高くなることで水銀蒸気圧が最適値をこえ、明るさが低下します。



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●電球形蛍光ランプの経済性

電球(ホワイトランプ)と、同じ明るさの電球形蛍光ランプ「ネオボールZ」との比較です。6,000時間点灯すると、60ワットタイプなら4,530円(税込)、100ワッ
トタイプなら7,761円(税込)もお得になります。明るさの必要な場所や長時間点灯する場所には「ネオボールZ」がお得です。



※ 6,000時間使用時の電気代=〈ランプの消費電力×6,000時間×電力単価(0.022円/Wh)〉電気代の算出基準は電力料金目安単価22円/kWhによる。
  (消費税込)


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参考資料:東芝LAMPS GENERAL CATALOGUE 2005 より抜粋