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蛍光灯を点灯させるには、エミッター(電子放射性物質)が充てんされた電極に予熱電流を流し、電子を放出しやすい状態にするとともに、電極間に高圧を印加することが必要です。その方式の違いによって「スタータ式点灯回路」「ラピッドスタート式点灯回路」「インバータ式(電子式)点灯回路」の3つに大別されます。「スタータ式点灯回路」と「ラピッドスタート式点灯回路」では使用する安定器(器具)・ランプともに異なります。
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1,スタータ式点灯回路
●点灯回路が簡単なため、最も広く普及しています。
●始動する時、電極を予熱し、高圧パルスを発生するスタータ(始動装置)を用いるものです。
●スタータ(始動装置)として一般的に「点灯管(グロースタータ)」が多く使われていますが、最近それにかわる「電子点灯管」や電子点灯回路を内臓した器具もあります。
●現行の点灯管(グロースタータ)はバイメタルの機械的な動きを利用しているために、ランプ点灯までに2〜3秒必要ですが、電子点灯管や電子回路内臓の器具は、即時(0.6〜1.2秒)で点灯します。
●電子点灯管は、現行の点灯管(グロースタータ)と同じ寸法と口金を採用していますので、そのまま交換することができます。(一部使用できないケースがありますので適合放電管をご確認ください。)
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2,ラピッドスタート式点灯回路
●点灯管(グロースタータ)を用いたスタータ形が点灯に少し時間がかかる点を安定器とランプの組み合わせによって改善したものです。
●安定器に電極予熱回路と昇圧回路が付加されているので、点灯管などのスタータ(始動装置)は不要。電源スイッチを入れた後、約一秒で点灯します。
●さらに、ランプ自身にも始動補助装置をほどこし、低い電圧で放電を開始するように工夫されています。
●ランプの始動補助装置には「内面導電被膜方式」(M-X)、「外面ストライプ方式」(M)、「外面シリコン方式」(A)があります。
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3,インバータ式(電子式)点灯回路
●商用の交流電源を整流平滑し、高周波に変換して蛍光灯を点灯させるものです。
●点灯周波数は家電用リモコン周波数帯33〜40kHzを除いた20〜70kHzに設定されています。
●電子回路の動きにより、電極の予熱時間が少なく、即時点灯ができます。
●高周波点灯により、省電力・高効率・50Hz/60Hz両用・低騒音・ランプのちらつきが感じられないなどの特長を持っています。
●点灯管などのスタータ(始動装置)や重くて大きな安定器が不要なので、器具が軽くて小型化しました。
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| ●スタータ形蛍光灯に使用する点灯管の種類と働き |
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点灯管(グロースタータ)
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電子点灯管
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| 構造 |
固定電極と可動電極(バイメタル)を内臓しています。
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電子回路で構成され、蛍光灯の電極を予熱する回路と、安定器から常に一定電圧バルスをタイミングよく発生させられるタイマー回路を内臓しています。 |
| 点灯管の働き |
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| 蛍光灯の寿命 |
予熱とパルス発生を繰り返してから点灯するので、蛍光灯の電極に充てんされたエミッター(電子放射性物質)が飛散し、すべてのエミッターが飛散すると蛍光灯の不点寿命となります。 |
1回の予熱とパルス発生で点灯するので、点灯管(グロースタータ)と比べ、蛍光灯の電極に充てんされたエミッターの飛散は少なくてすみます。そのぶん蛍光灯の不点までの寿命が長くなります。 |
| 点灯管の作動(点滅)や点灯により、蛍光灯の電極に充てんされたエミッター(電子放射性物質)が全てなくなると、蛍光灯は不点となります。また蛍光灯は点灯時間の経過とともに、蛍光物質の劣化などによって次第に光束(明るさ)が減少します。一般的に、全光束が初光束の70%になったときが、蛍光灯の寿命とされています。 |
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| ●ラピッドスタート形蛍光灯の始動補助装置 |
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始動補助方式
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構造
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用途
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使用できない器具
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内面
導電被膜方式
( /M-X)
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ガラス管内面全体に、透明の導電性被膜を設けたランプ。 |
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一般用
ラピッドスタート形ランプの標準タイプ)インバータ式器具 |
ラピッド式の(連続)調光用具 |
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外面
ストライプ方式
( /M)
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ガラス管外面に、導電性ストライプを設け、口金内部で電極の一方と高抵抗で接続するとともに、ガラス管外面にシリコンを塗布したランプ。 |
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(連続)調光用 |
防水型、耐蝕型、防爆型の器具 |
外面
シリコン方式
( /A) |
ガラス管外面にシリコンを塗布したランプ、器具の接地または、近接導体が必要。 |
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高出力用 |
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National Lamp総合カタログより抜粋
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