■電球豆知識(コンパクト蛍光灯・構造)

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■コンパクト形蛍光ランプの特長・構造


一般直管蛍光灯と比べて、ランプ全長がコンパクトになるので、蛍光灯器具よりも、小形になります。
ランプの寿命が長く、経済性に優れています。輝度が高いので、店舗照明等に使われております。
発光管の数により種類が豊富にあります。(FHT,FDL,FPLタイプ等)

※ランプ効率=ランプの全光束を消費電力で割った数値

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■コンパクト形蛍光ランプの構造


コンパクト形蛍光ランプは、発光管をU字形に曲げたタイプや複数のU字管を接合したタイプ、また複数の直線状の発光管を接合したタイプなどがあります。
いずれも口金を片側にまとめた片口金構造です。
また安定した明るさを得るために、電極近傍にアマルガムを封入したり水銀の蒸気圧をコントロールする部分を発光管の一部に設けています。

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■コンパクト形蛍光ランプの発光原理


蛍光ランプと同様に放電により水銀から紫外線を発生させ、蛍光物質が紫外線を受けて発光します。
またコンパクト形蛍光ランプは、その構造上となり合う発光管の熱を受けたりして、ランプ自体の温度変化が大きくなります。
この温度変化に対応して常に安定した明るさを得るために、アマルガム方式(FDL、FPL、FML、FHP32他)又は、最冷部温度制御方式(FHP105、FHP45、FHT)により水銀蒸気圧をコントロールしています。

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参考資料:東芝LAMPS GENERAL CATALOGUE 2005 より抜粋